よく聞く言葉ですが、自律神経について書きます。
自律神経とは、運動神経と違って自分で意識して使う神経ではありません。
では、自律神経が何をしているかというと、自分の体を常に一定に保つ!
という大事な仕事をしています。
自分の体を一定に保つ、なんだそれだけ?と思うかもしれませんが、
体を常に一定に保つというのはとても重要なんです。
マラソンを例に出してみましょう。
マラソンの後、いつもより心臓がどきどきしていると気付きませんか。
これは、体の筋肉をたくさん動かすことで、じっとしている時よりも
体中の筋肉がたくさん酸素を使うからです。
心臓は酸素の含まれた血を全身に送っています。
いつも通りの心臓の動きでは、体中の筋肉に十分に酸素が行き渡りません。
筋肉に酸素が行き渡らないと体はだんだん酸素不足になり、
上手く体を動かすことが出来なくなるんです。
そうならないように、マラソンなど体を動かす時には
心臓から酸素がたくさん入った血を全身隅々まで送るように、
自律神経の命令によって心臓がどきどき速く動くというわけです。
そうすることで、体を一定の状態を保ちつつ問題なく動かしています。
自律神経は、体のいろんな場所に最適な指令を出します。
体にとって最適であるように自動的に調整するのです。
そのおかげで体が一定に保たれて問題なく生活が送れるのです。
この自律神経が正常に働かないと、体にとって最適な状態を
保つことが出来なくなります。
さっきの例で言うと、じっとしていてどきどき心臓を速く動かさなくても
いい時にどきどきして動悸といわれる状態になってしまうのです。
体を一定に保つ自律神経、重要な役割を担っていますね。
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